――く、苦し……!助けて……誰か!あたしまだデュエルしなきゃならないのに!火雁くんを助けなきゃ!
「な……何、このモンスター……怖い……」
「で、話ってなーに?火雁くん」 「あの……えと……そのぅ……」
手にした束の中には、ゆうなが自信を持って鼻息荒く入れた「殿堂入り」カードは1枚たりとも入っていなかった。
まだ夜も明けず、早朝を告げる鳥の声も聞こえない午前2時頃。
ゆうなは、迷っていた。
――く、苦し……!助けて……誰か!あたしまだデュエルしなきゃならないのに!火雁くんを助けなきゃ!
「な……何、このモンスター……怖い……」
「で、話ってなーに?火雁くん」 「あの……えと……そのぅ……」
手にした束の中には、ゆうなが自信を持って鼻息荒く入れた「殿堂入り」カードは1枚たりとも入っていなかった。
まだ夜も明けず、早朝を告げる鳥の声も聞こえない午前2時頃。
ゆうなは、迷っていた。